失敗しないチッパーの選び方を解説！人気おすすめ10選も紹介！

ゴルフのアプローチが苦手な方にこそおすすめなのが「チッパー」です。シャンクやダフリが起きにくく、パターのように簡単に打てるのが魅力。

この記事では、チッパーの選び方や注意点をわかりやすく解説し、初心者から上級者まで使えるおすすめモデルを紹介します！

コスパ抜群のチッパーの魅力

チッパーは、アプローチの精度に不安を感じるゴルファーにとって救世主のような存在です。特にコスパに優れたモデルが多く、初心者からベテランまで手軽に使えるのが特徴。本章では、チッパーがなぜ人気なのか、その魅力を4つの視点から紹介します。

広いソール

広めに設計されたソールは、地面との接地面積が大きくなるため、滑らかなインパクトが可能になります。特に芝の上やラフでもソールが引っかかりにくく、ミスの許容範囲が広がる点が大きな魅力です。

初心者がありがちな“ザックリ”や“ダフリ”といったミスを防げるため、安心してスイングできるクラブとして人気があります。また、ソール幅があることで球の浮きやすさも増し、結果的にやさしいアプローチが可能になります。

短いクラブヘッド

チッパーはパターに近い感覚で使えるよう、クラブヘッドが短く設計されているモデルが多く、取り回しがしやすいのが特徴です。通常のウェッジと比べてヘッドがコンパクトなため、狙った方向に構えやすく、スイング時の余計な動きを抑えられます。

これは、方向性や安定感を重視するゴルファーにとって大きなメリットです。練習量が少ない人でも、すぐに感覚をつかみやすいので、即戦力として活用できるのも魅力です。

シャンクやダフリが少ない

チッパーは構造的にソールが広く、フェース面も垂直に近い角度で立っているため、自然と“転がす”打ち方になります。この設計により、フェースのどこに当たっても比較的ミスになりにくく、シャンクやダフリといった致命的なエラーを防げるのです。

また、スイング軌道もシンプルになりやすく、上げようとせずに“まっすぐ押し出すだけ”の感覚でOK。難しいテクニックが不要で、ゴルフ初心者でも安心して使えるというのが最大の利点です。

レディース向けモデルも充実

近年では女性ゴルファーの増加にともない、軽量設計やデザイン性に優れたレディースチッパーも多く展開されています。特にシャフトが柔らかめで全体的に軽量なモデルは、非力な方でもしっかりスイングしやすく、グリーン周りのアプローチに強い武器となります。

また、かわいらしいカラーリングや小ぶりなヘッドが採用されているなど、女性目線で作られたモデルも豊富。初めてのチッパーとしても取り入れやすく、多くの女性ゴルファーに支持されています。

チッパーの注意点

チッパーは非常に扱いやすいクラブですが、万能というわけではありません。使用シーンやルール、フィーリングによっては逆効果となる場合もあります。ここではチッパーを使う前に知っておきたい注意点を4つのポイントから解説します。

距離感が難しい場面も

チッパーは転がしが基本となるクラブのため、グリーンまでの距離がある場面や、起伏の大きいライでは距離感をつかむのが難しいことがあります。特に芝の状態や傾斜によっては、思ったより転がりすぎたり止まらなかったりするケースも。

そのため、距離のあるアプローチでは他のウェッジと使い分けることが重要です。また、ロフトが固定されているため、細かい調整がしづらい点にも注意が必要です。

ルール違反にならないか

チッパーには一部、ルール適合外のモデルが存在します。たとえば、両面フェース（両面打てるクラブ）や、ロフト角の極端な設計、パターのような異常なグリップ形状があるものは、公式競技での使用が禁止されている場合があります。

ラウンド前には、必ず使用予定のチッパーが「R&A」または「USGA」公認かを確認しておきましょう。競技志向のゴルファーは、ルール適合モデルを選ぶことが無難です。

アプローチ感

チッパーは構造上、スイングが単調になりやすく、上達を目指すゴルファーにとっては“アプローチ感覚”が養いづらいという一面があります。特にキャリーとランのバランスを身につけたい初心者にとっては、チッパーに頼りきりになると成長の妨げになることも。

そのため、練習ではサンドウェッジやピッチングウェッジを併用し、球を上げる感覚やライごとの打ち分けも覚えていくことが理想です。

ロフト角との相性に注意

チッパーのロフト角は一般的に30～40度前後で設計されていますが、これは使用中のクラブセッティングやプレースタイルとの相性が大きく関係します。例えば、ピッチングウェッジとほとんどロフトが変わらない場合、チッパーを導入する意味が薄れてしまうことも。

また、高いボールを必要とする場面では、ロフトが足りず使いにくいと感じるケースもあります。選ぶ際は、ロフトの被りや不足が起きないよう、全体の流れを確認しておきましょう。

チッパーの選び方

チッパーはモデルによってロフト角や長さ、打感などが異なります。自分のプレースタイルや苦手なアプローチシーンに応じたチッパーを選ぶことで、より効果的にスコアアップが狙えます。ここでは失敗しないための選び方を4つの観点で解説します。

最適角度で選ぶ

チッパーを選ぶ際、まず注目すべきなのが「ロフト角」です。一般的には30～40度前後のモデルが多く、これは7番〜9番アイアンに相当します。低めのロフト（30度台前半）は転がりが多く、グリーン周りでのランニングアプローチに適しています。

一方で、ややロフトが寝たモデル（40度前後）はキャリーを出しやすく、ラフからのショットでも浮きやすい特徴があります。自分の得意・不得意に合わせて最適な角度を選ぶことが大切です。

シチュエーション

チッパーは「どんな場面で使いたいか」によって選ぶべき仕様が変わります。たとえば、花道やフェアウェイから転がしたい場合は、低ロフト＆広ソールのモデルが最適。

一方でラフやバンカー手前の浮かせたい場面では、少しロフトのあるモデルやヘッド重量のあるタイプが安心です。また、コースが狭い・風が強いといった条件でも、チッパーはリスクを減らす強い味方になります。シーン別に対応できる性能をチェックしておきましょう。

初心者向けモデルから

これからゴルフを始める初心者には、チッパーの中でも「やさしさ重視」のモデルがおすすめです。具体的には、広いソールでダフリに強く、短めのシャフトで構えやすい設計のものが理想的。

加えて、フェース面が大きくターゲットをとらえやすいタイプなら、アドレスの安心感もアップします。また、パター感覚で打てる軽量モデルはスイングの再現性が高く、スコアメイクの強い武器となります。まずは使いやすさ重視で選ぶのがポイントです。

イメージに合わせて

チッパー選びでは「自分のアプローチのイメージ」にマッチするかも重要なポイントです。たとえば、転がして寄せたいイメージが強い人には低ロフトでスッキリしたヘッド形状が合います。

逆に、ふわっと浮かせて止めたい人はロフトが多めでソールがしっかりしたモデルを選ぶとよいでしょう。また、見た目やカラー、グリップの太さなどもイメージとの相性に影響します。自分の“安心できるアプローチ”をイメージして、感覚的に合うものを選ぶことも長く使うためには大切です。

チッパー人気おすすめ10選

ここではチッパー人気おすすめ10選を詳しく解説します。

オデッセイ (ODYSSEY) 右用 パター XACT

オデッセイのXACTは、パターと同じ感覚でアプローチできる設計が魅力のチッパーです。幅広いソールと高い直進性を持つフェースで、芝の状態に関係なく安定した転がりを実現。グリーン周りの微妙な距離でも感覚が狂いにくく、ストロークの再現性を高めたいゴルファーに最適です。右打ち用モデルで初心者から中級者まで扱いやすく、パターが得意な方には特におすすめ。パターの延長として活用できることで、スコアアップに直結する一本です。

キャスコ(Kasco) パター チッパー チッパー

キャスコのチッパーは、アプローチの安定感を重視した設計が特徴。広めのソールが芝に刺さるのを防ぎ、滑らかな振り抜きが可能です。パター感覚で打てるため、アプローチが苦手なゴルファーでも使いやすく、グリーン周りの寄せが劇的に安定します。シンプルな見た目と操作性の高さから、初心者のセカンドクラブとしても人気。スコアの安定を求める方や、パターとウェッジの中間的なクラブを探している方にぴったりです。

アサヒゴルフ TOUR-Z CHIPPER 片面タイプ

アサヒゴルフのTOUR-Z CHIPPERは、片面タイプでルール適合の信頼性あるチッパー。ワイドなソールと低重心設計により、ボールを拾いやすく、トップやダフリといったミスを最小限に抑えます。特にラフや傾斜地でも抜けがよく、安定した転がりを実現。操作もパター感覚で行えるため、練習量が少ないプレーヤーにも最適です。価格もリーズナブルで、コスパ重視のゴルファーにもおすすめできるモデルです。

TOUR-ZX CHIPPER TZX-01 ツアー ZX チッパー

TOUR-ZX CHIPPER TZX-01は、グリーン周りを確実に寄せたい方に最適なモデル。ワイドなフェースとソールで安定感抜群。構えやすいヘッド形状と打ち出しのしやすさが特長で、ランニングアプローチが苦手なゴルファーにも好評です。シンプルな構造ながら、パターに近い感覚で打てるため違和感が少なく、ラウンド中のミスショットも減らせます。アサヒゴルフ製品らしく、品質とコスパの両立が図られているのも魅力です。

オデッセイ(ODYSSEY) チッパー CHIPPER 25

ODYSSEYのCHIPPER 25は、25度のロフトでパターよりも高めの打ち出しを実現できるモデルです。広めのソールと高慣性モーメント設計により、フェースのブレが少なく、安定した方向性が得られます。フェースはインサート加工されており、柔らかな打感と転がりの良さも両立。芝の状態が不安定なシーンでも、確実にボールをコントロールできる設計です。中上級者でも十分に満足できる性能を持ちつつ、初心者にも扱いやすい設計が嬉しい一品です。

PRGR(プロギア)R-35 WEDGE ST 35 GOE35

PRGRのR-35 WEDGE STは、ウェッジとチッパーの中間に位置する多機能モデル。35度のロフトで高く上げすぎず、転がしやすい設計が魅力です。グリーン周りからのアプローチで距離と方向性の両方を求める方に最適。フェースはミーリング加工されており、スピン性能にも配慮。スタイリッシュなデザインとプロ仕様のスペックを兼ね備えており、アプローチを精密にコントロールしたい中級者以上のゴルファーにおすすめです。

ORLIMAR(オリマー) ORM-718C チッパー

オリマーのORM-718Cは、チッパー初心者におすすめの高コスパモデル。広めのソールと直線的なヘッドデザインにより、パターのような構えやすさと方向性の良さが魅力です。シャンクやダフリといったミスにも強く、アプローチの安定感が大幅に向上。ロフト角も絶妙で、浮かせすぎずしっかり転がせる設計となっており、グリーン周りの寄せに最適です。価格を抑えつつ、実戦でしっかり使えるチッパーを探している方に最適な一本です。

ミズノ ゴルフ トリプルアクション チッパー TRIPLE

ミズノのトリプルアクションチッパーは、ミズノならではの精巧な設計が施された多機能モデル。特に「トリプルアクション設計」により、打点のブレに強く、ソフトな打感と安定した転がりを実現しています。ワイドソールと適度なロフト角が絶妙に設計されており、グリーン周りのあらゆるシーンに対応。スコアメイクを支える実戦的なチッパーを探しているゴルファーには強くおすすめできるモデルです。

MAZEL ゴルフクラブ チッパー ゴルフ ピッチングウェッジ

MAZELのチッパーは、ピッチングウェッジに近い設計でありながら、ミスを軽減するチッパーのやさしさを取り入れたモデルです。36度のロフト角でキャリーとランのバランスが良く、あらゆるライに対応可能。ヘッドも大きめで安心感があり、初心者でも構えやすく、方向性の安定につながります。コスパも非常に良く、初めてチッパーを導入する方や、セカンドクラブとして試してみたいゴルファーにぴったりの選択肢です。

クリーブランドゴルフ(Cleveland Golf) ウエッジ SMART

クリーブランドのSMARTウェッジは、ウエッジとチッパーの中間的存在として高い評価を受けています。ロフト角は適度に設計され、転がしとキャリーの両方に対応。ソールが滑らかで抜けがよく、難しいライでも安定感を発揮します。また、フェースのミーリングによってスピン性能も備えており、打感も上質。ショートゲームをシンプルに、かつ正確にしたい中・上級者には特におすすめです。メーカーの信頼性も高く、長く使える一本です。

まとめ

チッパーは、アプローチに苦手意識のあるゴルファーにとって非常に頼れるクラブです。広いソールや短めのヘッドにより、ミスを最小限に抑えながら、簡単にグリーン周りを攻略できるのが魅力。ただし、距離感やロフトの相性には注意が必要です。使用目的やスイングスタイルに合ったモデルを選ぶことで、より高い効果を実感できるでしょう。この記事で紹介した選び方やおすすめモデルを参考に、あなたにぴったりのチッパーを見つけて、安定したスコアメイクを目指してください。